需要ある?
3 :名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月) 11:37:48.13 ID:IMJBi+yU0
ズボンまでは脱いだ
6
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
11:48:54.40
ID:Pp1WtwqsO
付き合ったのは高校二年生の冬から卒業まで
当時のスペック書くと
俺
・フツメン
・公立高校生
・運動部
幼なじみ
・小学生以来の付き合い
・中学受験して女子校に通っている。
・身長165
・ひんにゅー
・僕っ子
9
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
11:57:23.42
ID:Pp1WtwqsO
幼なじみとの付き合いだけど、父母とも両働きで当時小学入りたてだった僕を近所だった幼なじみの家に預けられた事から始まった。
俺と幼なじみの父親の仕事場が同じところで親御さん同士の話は簡単についたみたいだけど、その時の僕と幼なじみは通っていた幼稚園は違ったし、クラスは違ったので顔見知りもいいところだった。
11
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
12:02:55.49
ID:Pp1WtwqsO
最初、母親と初めて幼なじみの家の家を訪ねたんだ。俺の家から10分くらい歩いたところにあった。幼なじみの家は農家で古いけどとにかくデカイ家だった。柴犬もいた。
15
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
12:22:25.87
ID:2BauFRRr0
>幼なじみ
>・小学生以来の付き合い
>・中学受験して女子校に通っている。
>・身長165
>・ひんにゅー
>・僕っ子
これでショートカットなら二次元
20
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
22:34:40.59 ID:Pp1WtwqsO
さーせん
いまバイトあがったところです。
>>15
中学からショートでした。でも二次元とは違って幼なじみの顔は中の中で特段可愛い訳ではないです。
21
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
22:44:49.25
ID:Pp1WtwqsO
その日から幼なじみの家に預けてもらう事になった。当時、小学校にも学童クラブあったけど、家から遠いし6時までしか預かってくれないので通わなかった。
もちろん幼なじみと一緒に帰る事になる。小学生のはな垂れ生意気小僧だったけど、女の子で違うクラスだったので会話もぎこちなかった。
22
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
23:05:15.49 ID:Pp1WtwqsO
幼なじみの家に行けば、幼なじみのばぁちゃんやじいちゃんがいて、よく面倒を見て貰った。
後で聞いた話だけどじいちゃんは俺を孫だと思ってたらしい。孫が全員女の子で男の子の孫が欲しかったみたい。
23
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
23:14:38.82
ID:Pp1WtwqsO
何回か一緒に帰る毎に俺と幼なじみの関係は近づき始め、会話もぎこちなくなった。
当然、女の子と二人きりで帰る訳だから、俺と幼なじみが付き合っていると噂され、クラスからは冷やかされたりした。
24
:名も無き被検体774号+ 2011/12/12(月)
23:51:15.02
ID:Pp1WtwqsO
もちろん俺も幼なじみも否定したよ。クラスの皆から聞かれる毎に「幼なじみの家に預かって貰って、一緒に帰っているだけ。別に付き合っている訳ではない」と弁明していた。幼なじみも同様だったらしく、昼休みにクラスの女の子に寄って集って聞かれたらしい。
もちろん、俺達は付き合ってた訳ではないけどお互いが異性なんだと感じた。
なんか、自分のレスだけで埋まりそうだけど、需要あるの?
25
:名も無き被検体774号+ 2011/12/13(火)
00:45:53.70 ID:95WWk93wO
気にしないで書くのだ!!
34
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
02:16:01.52
ID:Ld/jKvGFO
小学生入学時から幼なじみの家に預けられて四年。ちょうど四年生の春になった頃に俺は友達の隆平と和哉の誘いでミニバスに入ったんだ。隆平とは小学三年生からの付き合いになるんだけど所謂スポーツ少年だった。背は高いし運動は出来てカッコいいしイケメンだった。
あとは和哉。クラスは一度も同じになった事はないけど隆平とはよくつるんでいて、隆平繋がりで仲良くなった。見た目は地味な奴だけど勉強も運動も平均以上だった。
ミニバスは放課後に小学校の体育館でやった。月・水・金が練習日で土日や休日は試合だった。
35
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
02:26:44.07
ID:Ld/jKvGFO
ミニバスを始めたので幼なじみの家に預けられる日は火曜日と木曜日だけになった。その日すら隆平や和哉ん家に遊んでいくので、あまり幼なじみとは遊ばなくなった。
ミニバスのチームは、俺が選手登録され途中出場したり出来るぐらい人数が少なかった。小五の時にはスタメンで出場できたくらいだった。
ちなみにポジションは俺は基本的にはポイントガードで隆平はセンター、和哉はスモールフォワード。でも人数が少ないから複数のポジションは経験している。
36
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
02:33:10.74
ID:Ld/jKvGFO
さらに同じ頃から幼なじみは塾に通い始める。志望校は電車で一時間くらいの中高一貫の女子私立で、その女子校OBの母親の強い意向らしく本人が行きたい訳ではなかったらしい。塾に入るのが遅かったのもあり、入りたて当初は追い付く為に毎日通っていたらしい。
37
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
02:40:38.55
ID:Ld/jKvGFO
まぁ俺はミニバスで幼なじみは塾でつるむ事は無かったし、親から家の鍵を貰った事から幼なじみの家に預けられる事はなくなった。
小六の時にはクラス替えで同じクラスになったけど、幼なじみは中学受験って事で休みがちになった。
結局、幼なじみはその女子校に受かった。本人曰く、当確ラインギリギリらしかったけど母親がOBだから受かったと聞いた。俺と隆平と和哉は仲良く地元の中学に通う事になった。
38
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
02:52:19.47 ID:Ld/jKvGFO
中学に入っても、俺と隆平と和哉はバスケ部に入った。
中学となればグレた奴は一人か二人は居るわけで、バスケ部の二年生がそういう奴の集まりだった。もちろん、真面目な二年生先輩がいて、ミニバスからの先輩の石橋先輩や竹下先輩もいた。
ミニバスとは違い、三年生だけでも充分にチームが造れる人数だったので、当然一年からレギュラーは張れなかったし雑用ばかりの日だった。試合に行けば応援に回ってたし、普段の練習はランニングかボール集めだった。
39
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
03:02:18.71
ID:Ld/jKvGFO
まぁ、あっという間に夏になった。強豪って訳ではないので三年生は地区大会敗退という事であっさり引退した。
キャプテンは石橋先輩が引き継ぐ事になったが、三年生がいなくなった事で二年のDQN先輩が我が物顔になり、練習は来ない所か部室で煙草を吸ってたりしてた。
それどころか部室を私物化して自分たち一年生と真面目にやってた石橋先輩や竹下先輩が閉め出された。
40
:名も無き被検体774号+ 2011/12/14(水)
03:05:58.62
ID:Ld/jKvGFO
石橋先輩が何度か顧問に相談したみたいだけど、顧問の先生はまともに取り合わずDQN先輩は相変わらずだった。夏の終わりには竹下先輩ら真面目にやっていた先輩が次々に辞めていった。
43
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/15(木)
23:31:08.57
ID:YjmSkqAcO
とりあえず酉つけた。
当時の顧問なんて名ばかりで職員室にこもってばかりだった。気まぐれに体育館に顔を出すけど、その時ばかりはDQN先輩方はいい顔をするんだよね。
で、先生がいなくなるとDQN先輩がいびり始めるんだよね。ろくに練習なんて出来なかった。
44
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/15(木)
23:37:18.53
ID:YjmSkqAcO
このままいたら駄目になると思ってたけど、「一年頑張ればDQN先輩が引退する」って隆平が僕や和哉を引き留めてくれた。
当然、学校の体育館での練習は期待出来なかった。だから、僕たち三人は市営体育館の一般解放日に一般人に混じって練習をするようにした。
これが幼なじみの再開となるんだけど
45
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/15(木)
23:49:12.76 ID:YjmSkqAcO
なんかバスケネタになっているけど気にするな。
リアルあひるの空。
でも、作品とは違って先輩方は全く更正しながったがな。
で、最初の体育館の日。解放日は本当に色んな人がいて、40歳のおっさんもいれば、大学生の兄さんもいた。自分たちが一番若者だった。
解放日は集まった人で即席でチームを作ってミニゲームをする感じだった。その中に幼なじみがいた訳です
48
:名も無き被検体774号+ 2011/12/16(金)
08:20:25.64 ID:0M1h/nmm0
幼馴染は芸能人で言うと誰に似てる?
49
: ◆kM2EnY4QxE 2011/12/16(金)
18:25:36.98
ID:7WWKMWRSO
>>48
全体的な雰囲気はデビュー当時の広末涼子に似ている。ただ、目は細くて、あんなに肌は白くはない。普段から頬はピンクがかっていた。
とりあえず続き書くね
50
:名も無き被検体774号+ 2011/12/16(金)
18:35:38.29 ID:7WWKMWRSO
幼なじみと会うのは小学校を卒業してから半年になる。
小学校の時はそれなりに髪は伸ばしていたけど、今の幼なじみはバッサリショートカットだった。
だから、最初は幼なじみだとは解らなかった。
声をかけてくれたのは向こうから。幼なじみが僕に気がついたみたいで少しビックリしてたみたいだった。
51
:名も無き被検体774号+ 2011/12/16(金)
18:42:48.18 ID:/eUD5XLzO
僕っ子幼なじみとか羨ましい……。
52
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
18:44:38.27
ID:7WWKMWRSO
とりあえず僕達はコート脇でアップやボール回しをする事になった。横で幼なじみのプレイを見ていたけど、バスケ半年の動きだった。ドリブルは上手くないし、ぎこちなかった。
けど、シュートは半年にしては上手かった。
アップ中にミドル二本と3Pを決めていた。
まぁおっさんが気を使ってあまり真面目にディフェンスやらなくてシュート打ちやすい状況だけど、シュートとかそれなりの技術は必要だけど、距離感とかの経験も絶対に必要で幼なじみのミドルはちょっと信じられなかった。
53
:名も無き被検体774号+ 2011/12/16(金)
19:20:32.53 ID:OZ1kMwDZi
>>3Pを決めていた。
ふぅ。
55
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
22:51:01.14
ID:7WWKMWRSO
適当にアップしてたらコートではミニゲームが終わったみたいで、ぞろぞろと此方に戻ってきた。幼なじみも戻って来た。
まぁ、女の子って成長早いよね。まだあか抜けてない感じはあったけど、幼なじみの体つきとか胸を除いて女の子ぽくなってたんだよね。
リーダーぽいおっさんが俺達にじゃんけんしてそれぞれチームに混ざってと言われた。
俺は幼なじみと同じチームになって、次の試合は審判をやる事になった。
俺と幼なじみはスコアを付ける事になった
56
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
22:57:26.95
ID:7WWKMWRSO
改めて近づいてみると小学校の時とは違うんだなと感じた。なんというのか女の子として意識してしまうというかね…
スコアを付けながら俺と幼なじみはお互いの近況を話し合った。幼なじみは中学に入って友達の誘いで直ぐにバスケ部に入った。そしてハマって体育館の一般解放日に練習するようになったらしい
58
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
23:04:34.45
ID:7WWKMWRSO
もちろん俺も近況を話したけど、部活が荒れている事は伏せていた。
チームは大学生が一人とおっさん二人、俺と幼なじみだった。
その場でポジショニングを決めて幼なじみと僕は外からシュートを撃つ事になった。
59
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
23:14:25.06
ID:7WWKMWRSO
その日は体格の差を知ったよ。おっさん相手で外とはいえども中々上手くいく訳がなく、シュートをブロックされたりしたわ。
でも、おっさんから足の運びとか重心の使い方とか色んな技術教えてもらったり、何よりミニバス以来、実践的な練習をして来なかったから楽しかった。
60
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
23:19:22.48
ID:7WWKMWRSO
帰りは幼なじみと一緒に帰る事になった。俺はチャリだったけど、幼なじみは歩きだったから、自転車を引いて帰る事になった。
学校から直接来たみたいでセーラー服と小さい身体に似つかわないボストンバックを抱えていた。
もちろん紳士としてボストンバックを自転車の前篭に入れたよ
61
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
23:28:15.83 ID:7WWKMWRSO
市営体育館から家までは歩いて30分はかかる距離だった。
その間は俺と幼なじみは近況を話したり、今日のバスケの事を話したりした。
こうやって二人きりで話したのは幼なじみの家に預けられて以来だった。
62
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
23:34:11.80
ID:7WWKMWRSO
家に近づきて、田んぼのど真ん中にある交差点に着いた。ここを真っ直ぐ行けば自分の家で左に曲がれば幼なじみの家に着く。
荷物の事もあるし俺は幼なじみの家に寄り道してもいいと言われたけど、幼なじみは「僕は大丈夫!」と言い、自転車の篭から自分のエナメルバックをひったくった。
63
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/16(金)
23:41:14.95
ID:7WWKMWRSO
後に知った事だけと、幼なじみは市営体育館から自宅まで母親の車で送迎してもらったらしいけど、俺と会ったその日はかなり無理をして断って歩いて帰ると母親に言ったらしい。
片田舎とはいえ、おかしい人がいない訳でもないし、そういう事件が大阪にあって中学から防犯ブザー渡されていた時期だったしね。
69
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
14:34:59.75
ID:/sliW+GbO
とりあえず続き書くな
それから週に二回ある市民体育館の解放日は部活→市民体育館と行く事になった。
幼なじみは毎回とはいかないけど、それなりに顔を合わせた。もちろん帰りも一緒に帰る事になった。
70
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
14:42:28.55
ID:/sliW+GbO
彼女の学校は規則が厳しくて駅までの自転車通学も禁止されていたので相変わらず幼なじみは歩きだった。
ある時の帰り、流石に疲れていた俺は下り坂で彼女に2ケツするように言ったんだ。
言った瞬間幼なじみはきょとんとしてたね。彼女は真面目な子でそう言う事は無縁そうだからね。
とりあえず僕は適当に荷台に座っておけば大丈夫だと言った。
72
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
22:29:45.99
ID:/sliW+GbO
「動くね!」と幼なじみに声をかける。自転車はゆっくりと動き始めた。安物のママチャリはギシギシと音をたてながら加速する。幼なじみは僕の身体を強く握りつかんでいた。
なんという「轍」www
少し坂がおわり、僕はブレーキをかけた。鈍い音が響き、自転車はゆっくりと止まった。
幼なじみはゆっくりと降りた。暗くて良くはわらかないけど月明かりで照らされていた幼なじみの顔は少し紅潮していた。
「大丈夫?幼なじみ!」と一応声をかけた。
「ううん。僕は大丈夫だよ。初めて二人乗りしたから怖かったんだ。それより僕が君の身体を強く掴んでいたけど大丈夫?」と幼なじみは言った。
「大丈夫だよ!」
「ならよかった。あ、でも、あんな事はしないでね。僕と君が怪我したら大変だしね。」
74
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
22:41:12.25 ID:/sliW+GbO
夏からあっという間に秋になった。
バスケ部はDQN先輩があまり来なくなり、俺達には過ごしやすくなった。
そして市の新人大会が近づいてきた。夏からの新チームにとっては初めての試合となるこの大会。キャプテンの石橋先輩は思いきった事をした。
新人大会の選手登録からDQN二年先輩全員を外して、その空いた枠を一年生、しかも中学からの初心者も数名込みで埋めた。
結局、顧問の先生から茶々をいれられ、年功序列を考慮して二年生全員を入れる事になった。
75
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
22:48:45.35
ID:/sliW+GbO
当然試合は負けた。しかもトリプルスコアで。
DQN先輩は動きが緩慢過ぎて酷かった。シュートを撃てば足が止まる。まともにリバウンドをとる気がない。速攻されたら守る気もなくダラダラと後ろに下がるだけ。適当に意味ないボール回しをしていた。
序盤は石橋先輩が単身切り込んでいたけど、直ぐにべったりとワンツーマンされた。そこからウチはまともに点がとれず、一方的なゲームとなった
76
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
23:02:44.62
ID:/sliW+GbO
4Qが始まって直ぐに僕は交代で試合に入った。ポイントガードの武部先輩と変わった。ちなみに武部先輩は数少ない真面目な先輩。武部先輩は尋常ないほど汗をかいて息も切れ切れだった。
バスケの試合って劣勢だと凄く走らされている気分になるんだよね。
さらにDQN先輩がポジショニングが余りに悪すぎて役にたたないのと、石橋先輩がワンツーマンでぎっちり固められていて、武部先輩は無理してでも自分で斬り込むしかなかった。
当然、カットされてルーズボールをとられたり、無理にシュートまで行けてもリバウンドがまったく機能してないから、骨折り損だった。
試合に入って直ぐに感じた。パスの選択肢が全くなかった。
DQN先輩はただ突っ立てるだけで動いてDFを掻き回す気もなかった。
78
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
23:13:53.45
ID:/sliW+GbO
負けるのは仕方ない。でも負けているのに笑うのはおかしかった。試合が終わって更衣室ではDQN先輩が笑いながら「試合ダルかったな」とか「この後ゲーセンいく?」言うわけ。
しまいには、一年生に荷物を押し付けて先に帰ってしまう。
彼らが帰った後、武部先輩がブチキレてロッカーを殴って、石橋先輩が宥めていた。
79
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
23:20:56.49 ID:/sliW+GbO
顧問なんて適当にベンチに座っていただけで、適当に交代を指示してただけ。
活を入れる顧問がいる他校がうらやましいかったよ…
トーナメントの第一試合でボロ負けしたおかげで午前中に解散となった。
80
:名も無き被検体774号+ 2011/12/17(土)
23:23:53.85 ID:lkGiCqyN0
バスケの詳細はいいから幼馴染をだな
81
:名も無き被検体774号+ 2011/12/17(土)
23:28:53.10 ID:8BGYWZF40
>>80見るまでバスケスレだと勘違いしてた
82
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
23:31:40.46
ID:/sliW+GbO
後日、市営体育館で幼なじみと会って、新人大会で活躍したと僕に伝えてきた。
彼女は第一試合は3Qの前半に途中出場して3Pを2本決め14ポイント稼いだと半ば自慢気に言ってきた。
第三試合ではスタメンで出だし、チームも良いところまで勝ち進んだと
3ヶ月一緒に練習してたけど彼女はとにかくミドルシュートが上手かった。ボール運びが上手くなれば選手になれると思ってたけど、みるみると上達していた。その日のミニゲームで何回か彼女に抜かれたしね。
83
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
23:45:41.17
ID:/sliW+GbO
その一週間後くらい。
俺は彼女と一緒にバスケシューズを買いにいく事になったんだ。幼なじみは今まで学校指定の体育館履きだったけど、試合に出だ事で買うことにしたらしい。
ただし、二人きりではなくwith幼なじみのばぁちゃん。
近所にはスポーツショップなんてないから、電車で30分位のショッピングモールに行くことになった。駅前で待ち合わせになったんだけど、俺が着いた時には私服の幼なじみとばぁちゃんがいた。
ばぁちゃんと会うのは久しぶりだけど、僕をみるなり「○○大きくなったねぇ~。昔はこんなに小さかったのに~」って言われた。
85
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/17(土)
23:55:15.21
ID:/sliW+GbO
幼なじみはジーンズにパーカーという女っ気ない服装。ばぁちゃんの服がまだ女っ気あるくらいだった。
スポーツショップに着くなりシューズコーナーに行くともの凄い数のシューズが並んでいた。
一応、事前調査って事で隆平と和哉に聞いたが、隆平はアシックス一筋でガンガンアシックスを勧めてきた。和哉はまともで「とりあえず試着して足に合うモノを買えば」だった。
なので、和哉の言う通りに幼なじみが気に入ったモノを順繰りに試着していった。
104
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
00:28:04.68
ID:hbj+iEtuO
案外彼女のバスケットシューズは簡単に決まった。至って普通のバスケシューズだったけど、俺と同じメーカーだった。
お昼ご飯はショッピングモールの中華レストランで幼なじみのおばぁちゃんにご馳走してもらった。
バスケとか学校の事とか色々と話したよ。で、おばあちゃんがポロリと言ったんだよね。「私が死ぬまで孫の婿さんを見たい」とね。
105
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
00:31:56.08
ID:hbj+iEtuO
まぁ、そん時は中坊の俺や当人の幼なじみにはおばあちゃんに何て言えばいいのか解らなくて固まっちゃたんだよね。
空気読んだのかおばあちゃんは直ぐに話題を変えたけどね。
106
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
00:38:30.97
ID:hbj+iEtuO
冬は過ぎて、あっという間に春になった。俺達は中二になったんだけど、ここで大きく2つの事が起こった。
一つは顧問の先生が変わった事だった。
新しい顧問は新任の若い男の先生だった。見た目は体育会系で熱血漢な感じで実際に大学までバスケをやっていた。
新しい顧問は「次の大会は実力で選ぶ」と言った。
107
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
00:43:08.26
ID:hbj+iEtuO
当然、緩かった練習も厳しくなった。最初なんてボールさえ触らせてもらえず、ただコートの周りをぐるぐる走り回るだけだった。
DQN先輩達は直ぐに顧問に反発したが、「嫌なら来なくていい」と一蹴した。
108
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
00:52:33.34
ID:hbj+iEtuO
しばらく俺達はコートをぐるぐる回るだけだったけど、二週間たって新しいメニューが追加された。
けど、僕と武部先輩、そして和哉は3Pシュートを50本入れてから練習に合流するよう言われた。
3P50本成功は中学生にしてはかなり厳しい数字だった。休まずに撃ち続けないと練習時間内に終わらない数だった。
112
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
09:28:46.37
ID:hbj+iEtuO
もう一つ変わった事は練習が厳しすぎて市営体育館の解放日に行けなくなった事。学校の練習だけで精一杯だった。
ある日、家に帰ったら留守電が入ってたんだ。留守電をとると幼なじみから電話が入っていた。
僕は直ぐに電話をかけ直した。
113
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
09:37:36.63
ID:hbj+iEtuO
直ぐに電話は繋がった。幼なじみの声だった。
幼「今すこし話してもいい?」
自「いいよ?」
幼「最近忙しかったりするの?僕、あまり君の事見なくなったからさぁ…」
自「あ、うん。実は学校の練習増えてちゃって…ゴメンね」
幼「あ、僕こそゴメンね。学校の方の練習が大事だよね。大変そうだけど頑張ってね」
114
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
09:54:56.77
ID:hbj+iEtuO
それから暫く幼なじみと会話が続いたけど何となくぎこちなかった。
あと、学校では隣の女の子と仲良くなった。
というのも、僕が余りに授業中に寝ていて、よく読み上げとか指名される前に起こしてくれた子だった。
名前は紗耶とする。紗耶のスペックは…
・地味だが可愛い
・頭はいいらしい
・女子の人気は凄い。地味ゆえなのか男子はあまり人気ではない。
・あだ名は「さやたん」
・丸顔かつ童顔
・体つきはいい。いわゆる幼女体型だけど、胸はかなりあった。
・中一の時にレズられそうになったらしい(本人談)
・吹奏楽部所属
・兄が生徒会長やってたらしい。
このハイスペックさやたんが何故か俺になついたんだよね。
117
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
10:08:04.17 ID:hbj+iEtuO
まぁ学生だからテストはある。
5月の終わりに中間テストにあるんだが、部活がハード+授業は寝てたばかりでヤバいってもんじゃなかった。
テスト一週間前になり、練習が休みになったから、とりあえずバスケ部二年生で和哉の家に集まって勉強しようとなったんだ。
で、勉強は捗ったか?答えは否だった。
隆平は直ぐに飽きてスラムダンク読んじゃうくらいだし、一時間も経てばスマブラ大会だった。
118
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
10:18:08.72
ID:hbj+iEtuO
とりあえず、集まったら遊んじゃうから個人プレーで頑張ろうぜってなった。
ノートすら取ってない自分はオワコンだった。絶対誰かの助けが必要になる。…そうだ!横の紗耶から教えて貰おう!
ダメ元で紗耶に「勉強教えてくれ」って頼み込んだ。
断れるかな~って思ったら、笑顔で「えっ!いいよ~」って言われた。よし、これで勝てる!
僕は放課後の教室か図書館でいいって言ったけど、紗耶は自分の家でやりたいと言ったので紗耶の家で二人きりの勉強会となった。
119
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
10:25:57.06 ID:hbj+iEtuO
紗耶の家はかなり大きかった。
壁あり門あり池ありシベリアンハスキーありだった。
もちろん僕は緊張してた。紗耶の母親に会うことになる訳だし、下手すれば彼氏を連れ込んできたと誤解されるかもしれないしね。
とりあえず、広い玄関に入って大声で挨拶しようと思ったけど、紗耶が「今家に誰もいないから」とクスッと笑いながら言った。それもっと不味くないか?
120
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
10:31:42.92
ID:hbj+iEtuO
俺「え、親いないの?」
紗「うん」
俺「それは色々と不味くないか」
紗「まぁ、そうだね。でも○○は私を押し倒したりはしないから大丈夫だと思うよ。それともベッドでお相撲ごっこする?」
俺「」
地味にさやたんは変態淑女です。
122
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
10:42:02.60 ID:hbj+iEtuO
で、彼女の部屋に連れて込まれた。
女の子にしては案外、質素な部屋だった。
俺「案外、すっきりした部屋なんだね。」
紗「まぁ、女の子ぽくはないね。」
俺「でもすっきりした部屋もいいかもね。」
で勉強会が直ぐに始まった。勉強会と言っても紗耶の方の勉強は完璧らしく、俺の家庭教師みたいな感じになった。
密接とはまでいかないけど、彼女の身体は僕に凄く近いところにあった。
射精を覚えたばかりの僕のムスコがヤバい。
123
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
10:44:08.47 ID:6pMbfaB70
>>1さ
それなんてエロゲ?
124
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
10:46:55.22 ID:roIG7pwC0
俺のムスコもヤバイ…
125
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
10:54:36.01 ID:hbj+iEtuO
>>123
「クラスの隣の可愛い女の子と二人きり勉強会」というエロゲー
ただしエロシーンはなしな。
まぁムスコ問題は机の下だっだし、ブレザーを上に被せて解決したわ。
でも、お菓子持ってきた時にわざとらしくティシュの箱を目の前に置かれた時はガチで焦った…というかバレていた?
余談になりますが紗耶には大学生の兄貴がいるみたいですが、その兄貴が変態で部屋には普通にエロゲーや薄い本が並んでいます。その薄い本が変態淑女さやたんの当時のエネルギー源らしいです。
ちなみに変態淑女さやたんのお勧めエロゲーはアマガミで黒辻さんが大好きみたいです。
126
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
11:04:37.26
ID:hbj+iEtuO
それから毎日紗耶の家で二人きり勉強会だった。
まぁ、ハイスペックさやたんは凄かった。色々と教えてもらったけど、とても分かりやすかった。
テストもなんとか平均点を上回るくらいとれた。
でも時たまでる変態プレーは止めてほしかった。よくムスコや理性が暴発しなかったと思った。
ちなみにバスケ部では隆平だけ再試に引っ掛かった。
127
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
11:18:37.21
ID:hbj+iEtuO
テスト終わってから、またバスケ部が再開し、キツい練習が始まった。
それと紗耶が勉強おしえたから何かお返ししてと言われた。
自「何が欲しいの?」
紗「う~ん。食べ物でいいよ~」
自「じゃあ、お菓子を明日渡すでいい?」
紗「それはないなぁ…」
自「えっ?」
紗「やっぱりさ。おいしく所に連れていってほしいなぁ~」
はい、人生初のデート来ました。
128
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
11:19:14.00 ID:roIG7pwC0
変態プレーの詳細kwsk
129
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
11:30:17.85
ID:hbj+iEtuO
>>128
発言だと
「おっぱい何カップだと思う?」
「私が女王様になれば勉強捗る?」
「レズってどう思う?」
とかね
行動だと
兄貴が冗談で買ってもらったゴスロリのメイド服を着て勉強教えたりね。
とにかく発言がヤバかった。
学校では真面目系なのに家では変態淑女。
130
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
11:32:29.36 ID:6pMbfaB70
>>1がリア充に見えてきた
132
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
11:39:33.25
ID:hbj+iEtuO
さやたんのデート(?)だけど全ての段取りは紗耶がやってくれた
「何で私がやらんといけないの?」とか文句垂らしてたけど、この店がいいだの何だの言うのも紗耶だった。
デートは日曜日になった。場所は電車で一時間離れた所、幼なじみの学校の近くだった。
134
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
11:51:27.36
ID:hbj+iEtuO
地元の駅前で待ち合わせする事になった。紗耶の服はワンピースに上にジャケットを羽織っていた。何処かの幼なじみと違って女の子ぽい服装だった。
そこから電車で一時間乗って目的地に着いた。日曜日だから学生の姿はあまり見なかったけど、幼なじみと同じ制服を来た女の子と何人かすれ違った。
俺達はバスに乗ってまずはベイエリアに行くことになった。
まぁ、リア充が一杯だな。
すれ違いざまに「中学生カップル~可愛い~」とか言ってたカップルもいて少し恥ずかしかった。
135
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
12:06:00.46 ID:hbj+iEtuO
離脱します。今晩落とせれば落とします
138
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
12:17:30.75 ID:FHqZirry0
俺の幼馴染みは何故爽やか系イケメンロリコン紳士だったんだろうか…
143
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
18:52:40.95 ID:qGQEYnuRO
>>1に殺意を覚えたんだがどうしようか、いや、どうしようもない。
148
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
23:33:37.04
ID:hbj+iEtuO
バイト終わったお!
なんか殺意を感じるだが、さやたんは未だにバージンだぞ!つまり、そういう事だ。
150
:名も無き被検体774号+ 2011/12/19(月)
23:40:44.91 ID:roIG7pwC0
おかえり
151
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/19(月)
23:43:20.67 ID:hbj+iEtuO
クリスマスがバイト無双すぎて辛い…
期待してた皆には悪いが明日の為に寝ていい?
明日は一杯落とすんで許してくれ
152
:名も無き被検体774号+ 2011/12/20(火)
00:23:11.64 ID:ygENBjFE0
わかった おやすみ
157
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/20(火)
23:24:40.97 ID:ZHu+qgZVO
お待たせ
今から落とすよ
158
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/20(火)
23:32:28.93 ID:ZHu+qgZVO
ベイエリアだけど、やはりカップルが多かった。
お互い気持ち悪いくらいベタベタくっついていた。
俺はそんな事はしなかった。紗耶が前で歩きその後ろを俺が着いていく感じだった。
最初に行ったのはある小物屋さんだった。店には観光客相手の土産品が並んでいて、店内は客でごったがえしていた。
ここで紗耶が勉強教えたお礼って事でキーホルダーをねだってきた。よく観光地で売っているちゃっちい安物のキーホルダーだった。
161
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/20(火)
23:44:52.83
ID:ZHu+qgZVO
俺は「そんな安物でいいの?」って聞いたけど、紗耶はこれがいいと言い一点張りだった。
この後、紗耶と一緒に食べ歩きしたりして楽しんだ。
サトウキビうまかった。
一通り回ったら歩き疲れたって事で公園に戻って芝生の所で足を休めた。相変わらず微妙な距離感だった。
163
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/20(火)
23:56:11.84
ID:ZHu+qgZVO
いろいろ話したけど、その時に紗耶の家族の話しになったんだよね。
まぁ、紗耶の兄貴の事ばかりだったね。紗耶はブラコンだったんだよね。
紗耶の父も母も会社のお偉いさんで家を留守にする事が多かったらしく、小さい頃から年が離れた兄貴に面倒みてもらったらしい。
で、紗耶から自分の家族の事を聞かれて、同じ境遇で幼なじみの家に預けられていた事を話した。そして、幼なじみが公園の近くの女子校に通っている事を話した。
162
:名も無き被検体774号+ 2011/12/20(火)
23:45:28.95 ID:KAIt5jlrO
結局さやたんは何カップなんだぜ
164
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
00:00:43.34
ID:ZHu+qgZVO
>>162
中二時点でBカップだけど、ブラがきついらしく、本人いわく実質Cカップらしい。
ちなみに幼なじみは絶壁でカップは言うまでもないがな
165
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
00:08:24.64
ID:/nSDDeFxO
そしたら紗耶が幼なじみの学校に見に行こうとか言い出したんだ。
俺は場所は知らなかったけど、紗耶が駅員や行き往く人に聞いて何とかたどり着いた。
まぁ綺麗な学校だったよ。レンガ敷きで門には守衛さんがいるしね。公立の学校とは全然雰囲気が違ったよ。
167
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
00:19:22.53 ID:/nSDDeFxO
紗耶たんは敷地内に凸しようとしたけど、守衛さんにあしらわれた。
まぁ当然だけどね。
結局、幼なじみの学校を後にして俺達は帰った。帰りの電車で紗耶が「眠いから肩借りていい?」って言われて、本当に肩に紗耶の頭が乗っかった。
耳元で彼女の吐息が聞こえて、女の子独特のいい匂いがして息子がヤバい状態だった。
168
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
00:28:55.02
ID:/nSDDeFxO
十年前の記憶と色々と脚色したりしているから釣りぽく見えるかもな…
まぁ、先に書くと、他人から見れば紗耶は俺にずっこんらしく、かなりあからさまな言動をしてたみたい。
何故、彼女が好きになった理由は後で書くけど、かなり重たい理由で、それが原因で付き合えなかった。
172
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
00:43:20.99
ID:/nSDDeFxO
とりあえず続き。
翌日の朝、紗耶はキーホルダーをつけたカバンを俺に見せてくれた。
そして梅雨が過ぎて夏になった頃に紗耶から告白された。
173
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
00:50:55.52 ID:ep22ELz30
ふぅぅぅうう!!!!
174
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
00:57:10.65 ID:lgdzXaZX0
なぁなぁ、>>1やちゃっていいか?
175
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
00:58:44.95 ID:/nSDDeFxO
告白された時期は三者面談が行われていた。
三者面談って言っても教師と親のやり取りだけどね。
で、その三者面談をやる時間だけど、母親は仕事だし俺は部活だったから最後の時間を希望したんだ。
俺の前の時間に紗耶が入っていた。
三者面談だけど担任が理科の教師だった事で理科室で行う事になった。親はPTA室で待ち、生徒は教室で待つことになった。
177
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
01:06:40.24
ID:/nSDDeFxO
当然と言ったら当然だけど、こう言うのは遅れるものなんだよね。
約束の時間の10分前に教室に入ったんだけど、紗耶を含めてまだ4人いた。一人15分だから約一時間遅れだった。
教室は紗耶ともう一人の吹奏楽部の女の子、あまり絡んだ事がない男がいた。紗耶と女の子は教室の教壇前で雑談して、男はゲームボーイアドバイスでポケモンやっていた
179
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
01:20:54.00
ID:/nSDDeFxO
面談はゲームボーイ→女の子→さやたん→俺の順番だった。
直ぐにゲームボーイの子は呼ばれたけど、なかなか彼の面談は終わらなかった。まぁ、授業中にゲームボーイやって取り上げられるくらい生活態度悪かったしな。
30分くらい経った後に女の子が理科室に行った。
教室には俺と紗耶だけだった。
180
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
01:27:19.37 ID:lgdzXaZX0
イチャイチャシーンが始まるんですね
181
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
01:40:24.16
ID:/nSDDeFxO
女の子が廊下に消えて直ぐに紗耶が話しかけてきた。
紗「だいぶ遅れてるね」
俺「そうだね」
紗「…でも、本当は面談したくないんだよね。」
俺「え?なんで?」
紗「親に成績見せるのが恐いんだ」
俺「えっ?宮澤さんは成績いいのに?」
紗「うちの親、完璧じゃないと駄目なの…」
俺「…」
僕は黙ってしまった。
何て言えばいいのかわからなかった。
紗「…ごめんね」
俺「…うん…」
紗「○○は優しいからさぁ、私何時も頼っちゃうし愚痴も言っちゃいそうになるの…」
俺「そ、そんな事はないよ。何時も勉強教えてもらったりしてたし、紗耶がいないとテストもヤバかったしね。それはお互い様だよ」
紗「やっぱり○○は優しいよ…」
182
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
01:57:14.54
ID:/nSDDeFxO
教室の扉が空いた。女の子が面談が終わって紗耶を呼びに戻ったらしい
女の子「終わったよ~次、紗耶ちゃんの番だよ!」
紗「わかった~いま行く~」
紗耶の面談はかなり長かった。ゲームボーイよりずっと長かった気がした。
40分が経って7時に回りそうになった時に紗耶が帰ってきた。顔は相当げっそりしていて疲れていた感じだった。
紗「待たせてごめんね。次行っていいって」
俺「…わかった」
紗「あと、面談終わった後、ここに戻ってきてもらっていい?」
俺「…あ、うん…」
俺はPTA室に寄って母親を呼んだ。
親が「さっきの子の親御さん。かなり喚き散らしたみたいだよ。廊下まで怒号が聞こえていたみたい」と教えてもらった。
理科室に着くと先生が待っていた。紗耶と同様かなりげっそりしていた。先生は俺達二人を席に座らせ開口一番に「遅れてしまって申し訳ない」と謝ってきた。
面談はすんなり進んだ。成績は可もなく不可もなかった。母親から「部活が大変だけどこれ以上は落ちこぼれるな」とお小言を頂いたが、それ以外は平穏だった。
母親は車で一緒に帰ろうと言ったが、俺は和哉や隆平と一緒に帰ると言い母親には先に帰ってもらった
183
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
02:01:04.47 ID:IS9GtROS0
沙耶の母親はザマスなのか?
186
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
02:26:08.23
ID:/nSDDeFxO
>>183
まさにそんな感じ。相当な学歴コンプレックスだったしね。
184
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
02:20:03.99 ID:/nSDDeFxO
もちろん隆平や和哉と一緒に帰る事はない。
紗耶と会うためだった。
教室に戻ると窓際に紗耶が立っていた。濡れていた。
俺はとりあえず椅子に座るように言った。そして紗耶の目の前に別の椅子を引っ張り座った。
紗耶の母親は厳しい人だった。特に学業に関しては完璧を求めていたらしい。小さい頃から成績の事で兄貴が叱られている場面をよく見ていて、自分が母親に怒られない一心で優等生としての今の自分を造っていたらしい。
勉強に関しては兄貴に教えてもらったらしく、成績は優秀だったらしい。
中学一年生では成績はオール5だったらしい。
でも今回は成績がオール5ではなく、4が幾つか入ってたらしい。
その為、母親がブチ切れてあの騒ぎになったらしい。先生は高校受験の為に「わざと」厳しくつけていると言ったらしいけど聞く耳もたず、部活をやっているから成績が下がったと決めつけ、紗耶に辞めるように迫ったが紗耶が拒否をしたため、紗耶を否定しはじめたらしい。
結局、先生が母親の肩を持ちつつ宥める事によって何とか面談は終わったみたい。
187
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
02:43:51.86
ID:/nSDDeFxO
ぶっちゃけ言うと紗耶は不器用だったんだ。
頭も冴えるし出来る子だったけど、やる事に人より多くの時間が必要だった。ハイスペックだけどメモリーディスクが足りなくて動きが鈍いパソコンみたいな感じ。
だから通っていた塾の勉強の為に時間が必要で好きでやっていた吹奏楽部も熱心には行けてなかったらしい。
当然、部活の子からはあまりいい顔はされなかったし、不器用なのに頭がいいって事でクラスの不良の女の子から目を付けられていた。だから、クラスで受けが良かったけど、本当に仲が良い友達がいなかったのも事実だった。
紗耶としては部活を頑張りたかったらしい。でも、成績が下がると母親からは否定されるし、かと行ってクラスから孤立したくなかった気持ちもあって、紗耶の気持ちは板挟み状態だった。
その中で兄貴は紗耶の気持ちを理解してた唯一の人物だった。そして、紗耶を支えていた人物だった。だから、紗耶はブラコンで兄貴が好きだった。
191
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
13:25:42.73 ID:/nSDDeFxO
僕は紗耶の話を聞いていた。
紗耶は明るい人だと思ってたけど、心の奥ではずっと悩んでいて、誰も言えずに抱え込んでしまったらしい。
僕は紗耶の話をずっと聞いた。それしか僕には彼女を助ける事が出来なかった。
20分位経ったら突然教室の電気が真っ暗になった。
どうやらブレーカーを落とされたみたいだった。
192
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
13:35:17.41
ID:/nSDDeFxO
俺と紗耶は窓から灯る月明かりをたよりに荷物を纏めた。
当然昇降口のドアは閉まっていた。仕方無しに職員室前の職員玄関から出る事になった。
運悪く職員室前で担任の先生と出会ってしまった。普通なら「何でこんな時間におるんだ!とうに下校時刻過ぎてるだろ!」って怒鳴られると思ったけど、「気をつけて帰れろ!」と言って見逃してもらった。
194
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
13:45:19.66
ID:/nSDDeFxO
途中の交差点まで紗耶と一緒に帰った。何時もみたいに下らない話はその時はなく、何とも気まずい空気が漂っていた。
交差点で別れようとしたら、紗耶が「帰りたくない」って言って、自分の袖を引っ張ってきた。
俺は黙って紗耶を抱きしめた。
195
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
14:13:52.92 ID:ijie1K6B0
はよはよ
196
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
14:41:27.27 ID:0HYhJY590
wktk
197
:名も無き被検体774号+ 2011/12/21(水)
14:42:57.23 ID:WPWjWSYM0
中二でそんな経験できるもんなの?俺が田舎出身だからかもしれんが想像できん
201
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/21(水)
17:03:11.43
ID:/nSDDeFxO
抱きついた理由はない。あるとしたら俺の身体や心がそうしろと感じていた。
抱きつかれた紗耶は一瞬びっくりしたけど、僕の身体に手を回して、また濡れた。
紗「かえりたくない。家に私の居場所なんてない…」
俺と紗耶は近くの公園に行った。夜の公園はとても静かだった。
209
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/22(木)
17:36:41.55 ID:teIHYqKYO
紗耶は人に頼るのが苦手だったんだよね。
クラスでは優等生でゎ親からは成績を求められていた。
唯一、甘える事が出来たのは兄だけだった。
211
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/22(木)
18:02:46.06
ID:teIHYqKYO
だから兄がいない学校には居場所はいないし、母親に認められるように頑張る場所でしかなかった。
紗耶自身が優等生かつ性格も良いので、見かけの友達もおおかったみたいだけど、それは紗耶が優等生故に尊敬や畏怖によって繋がれていた薄い友人関係だった。
そして、僕も最初はそんな友人の一人だと思っていたらしい
212
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/22(木)
19:47:25.35 ID:teIHYqKYO
きっかけは、隣の席に俺がきた事。
何時も昼休みになると隣のクラスから隆平が来て和哉と一緒にバスケの話をしてたんだけど、横で紗耶が聞いていた。
俺が練習がきつく授業中はよく寝てた事も紗耶はわかっていたし、うやまらしいかったらしい…
213
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/22(木)
19:53:14.94 ID:teIHYqKYO
紗耶は部活のやる時間を抑えて勉強してた訳で、対極な俺をある意味憧れだと思ってたらしい。
憧れから興味を持ち、惹かれていった。
だから、授業中に寝ている俺を助けようとしたらしい。
214
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/22(木)
20:55:19.48 ID:teIHYqKYO
そんな事を紗耶から言われた。
恐ろしいくらい悩んでいたんだなと感じた。
紗「ごめんね。わがままばかり言って甘えちゃって」
俺「大丈夫だよ。」
そこでちょっと笑ったんだよね。
紗耶がどうしたのって聞いたから「紗耶も悩みあるんだね。なんか凄く親近感わいたよ。やっぱり紗耶も自分と同じ人間なんだよな。」って言った。
俺「でも紗耶は何でも頑張りすぎるとおもうの。頑張り屋はいいけど、自分を無理強いしては駄目だと思う。だから、もし紗耶が自分の荷物が重いって感じたら僕を呼んで欲しい。後ろから荷物を支えてあげるからさぁ」
本当はもっとgdgdで日本語でおkだけど、紗耶はまた濡れた。自分も濡れた。
215
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/22(木)
20:59:47.57
ID:teIHYqKYO
紗耶が濡れたから、またぎゅっと身体を抱きしめた。
紗耶が耳元で囁いた。「ありがとう。○○。好きだよ。」
227
:名も無き被検体774号+ 2011/12/23(金)
21:28:53.36 ID:FS6tlNi00
リア充は爆発な☆ 俺との約束だぞ☆
241
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/25(日)
21:57:55.87
ID:qK+kw0B5O
紗耶に告白されて返事はイエスともノーとも言わなかった。
俺「ありがとう。でもまだ紗耶の事が本当に好きなのかはわからないんだ。だから今は返事は出来ない」
生殺しみたいな返事をしてしまった。だって突然告白されるし僕、童貞だし…
紗「…」
紗耶は暫く黙り込んでしまった。ようやく俺の言った言葉を理解したみたいらしく小言で「早とちりしちゃった」って呟いた。
242
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/25(日)
22:25:01.10
ID:qK+kw0B5O
流石に夜遅くなったので紗耶に家に帰るように言った。
コンビニ(夜8時に閉まるデ○リー)の前にある緑の公衆電話で紗耶が兄貴の携帯に電話をかけた。兄貴が車で迎えにくるみたいらしい。
直ぐに紗耶の兄貴がきた。
至って普通の地味な大学生だった。
兄が俺達の前に車を止めた。
兄「…君は妹の彼氏さんかい?」
俺「いえ。でも紗耶の特別な友達です」
兄「そうか…妹がお世話になったな」
紗耶の兄さんは俺の家まで送ってくれた。後部座席に紗耶と俺が座っていた。
243
:名も無き被検体774号+ 2011/12/25(日)
22:42:06.17 ID:qK+kw0B5O
車の中は異常な程空気が重かった。
僕は兄貴に家の手前ではなく裏の大通りで降りると伝えた。
直ぐに家の裏についた。
兄「ここでいいのか?」
俺「はい!」
降りてお兄さんの方に一礼した。
すると、お兄さんが車を降りてきて俺を追いかけてきた。
お兄さんは右手に缶のココアがあって「車の中で渡しそびれた」と言い、暖かいココア缶を渡してくれた。
兄「それと、紗耶の事なんやけど?」
俺「はい?」
兄「いつも紗耶から話を聞いてるけど、紗耶にとっては君はとても大切な人らしいな。紗耶は不器用で人に迷惑しか掛けられない可哀想な子だけど、そんな紗耶をバカにしないでくれないか?あいつは生き方が不器用過ぎるんだ…」
そう言い残し、兄貴は自分の車に戻った。
244
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/25(日)
22:58:49.41 ID:qK+kw0B5O
次の日、紗耶は至って普通に振る舞っていた。
ただ目の下に隈が出来ていて腫れていた。
お昼休みに俺は紗耶を呼び出した。
場所は人目につかない非常口の踊り場だった。
俺「とりあえず、昨日は大丈夫だった?」
紗「駄目って言ったら駄目だったね。お母さんにこっぴどく怒られた。「わたしは夜遅くまで徘徊する不良に育てた覚えがない」って言われちゃったよ。でも大丈夫だよ。学校も来てるし、こうやって君と話せているしね」
245
:名も無き被検体774号+ 2011/12/25(日)
23:18:19.49 ID:l1qFNuRr0
良いニイチャンやな~
247
:名も無き被検体774号+ 2011/12/26(月)
05:53:46.59
ID:qwsrWAOR0
自分の妹を不器用言うのはまぁいいけど、迷惑しか掛けられないとか、可哀相とか言わなくね?
親も親なら兄も兄って感じだな
248
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/26(月)
08:14:40.06 ID:TTwNXaHiO
>>247
謙遜を含めて、とりあえず面倒見てやってくれって感じ。まぁ、夜中まで紗耶の付き添いしてたし、その事で兄さんから謝られた後だからね…
一応、紗耶兄さんの事を書くと…
・フツメン
・彼女持ち
・大学生
・母親には反発
って感じかな。まぁ、教育ママの圧力に対してかなり反発してたし、その為なのか、かなり物事をはっきり言ってくる性格だったね。
251
:名も無き被検体774号+ 2011/12/26(月)
12:02:24.42
ID:T/KUl0I60
追い付いた!
どこで幼馴染が再登場するのか~
しないのか~
どっちなんだい!!?
257
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/26(月)
14:06:10.59
ID:TTwNXaHiO
学校の非常階段の踊り場で紗耶と二人きり
紗「まぁ、仕方ないよ。成績下がったのも事実だし、これからは高校受験だしね」
俺「受験かぁ…」
紗「で、私を呼び出したのはこの事の為だけ?」
俺「あ、うん…まぁ…」
紗「じゃあ私から聞くね?○○にとって私は恋愛対象外?」
俺「なんと言うのかそう言う空気やったし…」
紗「私は本気だよ?だから○○もはぐらかさないで、ちゃんと答えてよ!」
俺のうやむやな態度に紗耶は声を張った。
紗「嫌いなら嫌いって、はっきり言ってもいいからさぁ…」
俺「紗耶を恋人してまだ見れないの!」
258
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/26(月)
14:11:32.51
ID:TTwNXaHiO
紗「…」
俺「…」
紗「○○は私の事を友達と思ってたんだね…」
紗「○○は優しいよ。でも優しすぎるよ…」
そう言い紗耶は踊り場から消えた。
259
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/26(月)
14:20:11.46
ID:TTwNXaHiO
俺は紗耶は嫌いではなかったし、むしろ好きだった。でも、友達としてなのか恋人として好きなのかわからなかった。
でもそれは建前であり言い訳だった。本音は紗耶と付き合うのが怖かった。俺は今の紗耶の関係が心地よく、それ以上を求める事もなく、ただただ現状維持がよかった。それ故に曖昧な返事をしてしまった。
その時の俺は何をとち狂ったのか、幼なじみに自分の気持ちを相談した。
話を聞いて開口一番が「ばっかじゃねえのか?」だった。
260
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/26(月)
14:25:33.66
ID:TTwNXaHiO
とりあえず幼なじみに貶されまくった。
思わせ振りだの女々しいだの何だの酷い事を言われた。
幼「とりあえず、告白されたんだからちゃんと返事しなさいよ。まだ好きじゃないんで付き合えないです。って言えばいい。僕から言えるのはそれだけ。それ以上もそれ以下もないよ。」
262
: ◆0uXqFOC2zc 2011/12/26(月)
14:41:19.27 ID:TTwNXaHiO
翌日の昼休み、紗耶を呼び出した。紗耶は何も言わずについてきてくれた。
場所は昨日と同じ非常階段の踊り場
俺「まず昨日はごめん」
紗「…」
俺「紗耶が本気で告白してくれたのに、俺が真面目に答えなくて悪かった。遅くなったけど、ちゃんと言うね。紗耶の事はまだ好きになれない。だから付き合えません。ごめんなさい」
紗「…わかったわ…ありがとうね」
紗耶は泣きそうだった。でもその一歩手前で踏ん張っていた
紗「なんとなくそんな感じかな~って思っていた」
俺「…」
紗「○○はどう思うかわからないけど、私にとって○○はクラスの中で一番大切な人だよ。今でも変わらないし、たぶんずっと先もそうだと思うんだ。だから恋人としては無理かもしれないけど、友達として、これからも付き合って欲しいんだ。」
俺「…わかった」
紗「ありがとうね。あと私が泣いても抱き着かないで…誤解しちゃうからね…」
263
:名も無き被検体774号+ 2011/12/26(月)
18:00:44.58 ID:CKCRPDQ20
お、俺が変わりに抱き着いてやろう!
・・・Cカップ///
264
: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/12/26(月)
20:26:50.55 ID:lHWoWvFr0
俺だったらぜったい紗耶たん!!
続きます
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